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デザイナーが磨くべき能力とは?

デザイナーが磨くべき能力とは?

デザイナーが磨くべき能力とは?

デザイン力でも、発想力でもありません。
そしてセンスでもありません。

上記のようなものは生まれながらにしての能力であり、
なかなか変えることができません。

なぜなら「個性」だからです。

 

では、磨くべき“能力”とは?



それはズバリ!

相手の要望を“汲み取る力”と
必要な情報を手にいれる“質問力”です。

 

まず“汲み取る力”とはこういうこと。
beforafter

mother

左右どちらも同じ内容の資料です。

左のような下書きをいただいても
デザインに落とすとこのように変わります。

 

チラシや名刺を作る際に
いちいち
「これをここに入れてください」
「これはこんなデザインで」
などお客様からの指示はほとんどありません。

あっても私はほぼ無視します(笑)

 

やはり長年この業界でやってきた感覚と法則の結果では
私の判断の方が正しいことが多いからです。

餅屋は餅屋に任せて頂きたいのです。

デザインはすべて私からの提案です。

 

お客様が「求めている結果」が手に入るように
想いを形にして創り上げる。
それがデザイナーの仕事です。

 

 

そして
これを手にするお客様は「何を求めているのか?」
手に入れたい未来をこの資料で
「どれだけ想像させることができるか」

という
「資料を使用するお客様」と
「商品を購入するお客様」の
2つの目線を持って制作しています。

この気持ちが汲み取れないと
求めていることと求められていることが
一致しなくなります。

しっかりとヒアリングをし、
求められていることを明確にすることが
まず初めの一歩です。

 

 

そして
必要な情報を手にいれる“質問力”。

お客様はデザインやチラシに入れる内容については
ほとんど知識がありません。

だからこそプロである私たちが
何を入れたらお客様に伝わりやすいのか、
どのように表現すれば分かってもらえるのか、を
しつもんによって明確にしていきます。

デザインするのは私であっても
答えを知っているのはお客様です。

お客様の思う理想の姿と
自分の想像する姿をしつもんによって
言葉にしていくことでズレがなくなっていきます。

しっかり聞いて相手の要望を汲み取り、
しつもんでズレを埋めていく。

この作業によって
より精度の高いデザインが出来上がります。

私はヒアリングに2時間要します。

そのくらい時間をかけないと
しっかり汲み取ることができないからです。

 

この相手の要望を“汲み取る力”と
必要な情報を手にいれる“質問力”
いくらでも鍛えられ、磨くことができます。

 

ヒアリングに時間をかけて、
お客様の歩幅に合わせることに集中すると、

どんどん上手になっていきます!

 

 

ではでは。

 

今日はこれからセミナー講師です!

いってきまーす!


By |2018-08-03T18:47:27+00:002016-10-04|

記事を書いた人:

小池 富子
広告代理店で約10年間、2000件を超える全ての クライアントのデザイン・ディレクションを統括・指揮し、2008年にはデザインを通して過去最高の約3倍の売上に貢献。そのキャリアを活かし2014年、株式会社Ruderal設立。デザイナー歴14年。現在は商工会や企業にて、広告戦略の講師としてセミナーを開催。クライアント企業側に立ち、広告戦略からブランドデザイン、webプロモーションまでを一括して請け負うデザイン会社として実績を重ねる。