ここにはタイトルやキャッチコピーなどを記載します
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売れるパッケージデザインと売れないパッケージデザインの違い

売れるパッケージデザインと売れないパッケージデザインの違い

パッケージデザインを変えても
商品の売上があがらない本当の理由、
知っていますか?

 

それは
「◯◯◯◯なデザインでは売れないから」
です。

その◯◯◯◯とは?

 

—–

パッケージデザインを作るときに
まず「デザイン」から考えていませんか?

 

これはたくさんの方が陥る「罠」です。

 

どんなに良いデザインでも、
「おしゃれなデザイン」と
「売れるデザイン」は違います。

 

おしゃれなデザイン=売れるデザインではありません。

 

 

では「おしゃれなデザイン」とはこんな感じ。
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一方、「売れるデザイン」とはこんな感じ。
IMG_2360

どうでしょう。

あなたは
どちらの商品を買いますか?

 

もちろん、2番目ですね。

 

それはなぜか?
人間は脳の87%が視覚情報に使われているため、
目から入る情報で購買を決定しています。
マーケットの世界では、3秒で認識できないものは
売れないと言われているからです。

 

1番目のデザインはおしゃれだけど、
初めての方にはすぐに「珈琲」だとは認識しにくいですよね。

 

たくさんあるジュースの中から
コカコーラはすぐ選べますよね?
それは「わかりやすい」からです。

 

パッケージデザインを作るときの
一番のポイントは「わかりやすさ」。

 

一目でどんな商品なのか
認識できるものが手に取りやすいデザイン
=売れるデザインとなります。

IMG_2360

「◯◯◯◯なデザインでは売れないから」
の答えは
「おしゃれなデザインでは売れないから」
でした。

 

わかりやすいデザインに加え、
もう一つのポイントは「色」。

IMG_2360

こちらの商品は古代から伝わる「土鍋焙煎」製法で
玄米3時間炒って作られた玄米の珈琲。
玄米を土鍋で長時間炒ることで、身体を温める飲み物へと変化し、
貧血や冷え性を改善する効果もあると言われている健康飲料。

 

今「健康」というキーワードで
よく使われている色が黒×金です。

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黒焼き玄米珈琲のパッケージも黒×金を採用。

 

このように時代の背景やマーケットに合わせた
デザインや色で作ることがポイントです。

 

 

最後にキャッチコピー。
実はこれが一番重要だったりします。
(結局全部やねん!笑)

IMG_2360-2

展示会に試作品を出品し、
「ノンカフェイン」と「カフェインレス」
どちらがわかりやすいですか?と
1人ひとりにアンケートを取ったところ、
「ノンカフェイン」の方が「わかりやすい」との声が多かったので、
そちらを採用しました。

 

こんな小さな部分でも、ただ作るのではなく、
しっかりとリサーチした上で作られています。

 

そして「農家がつくる、のむお米」
もう、天才的でしょ?笑

「飲んでみたいな」と思ってもらえる
インパクトある
キャッチコピーをつけました。

 

商品にとっては
あんな小さなスペースだけれども、

 

小さなスペースで精一杯伝わるように、
小さなスペースで選んでいただけるように
作っています。

 

全てはたくさんの方に
「良い商品を届けたい」
「本当に必要としている方に届けたい」
そんな想いです。

 

おかげさまでこちらの商品は店頭販売も順調な模様。

今年秋からは通販にて販売開始予定です!

そのときはまたご報告いたします。
お楽しみに!


By |2018-08-03T18:47:28+00:002016-08-25|

記事を書いた人:

小池 富子
広告代理店で約10年間、2000件を超える全ての クライアントのデザイン・ディレクションを統括・指揮し、2008年にはデザインを通して過去最高の約3倍の売上に貢献。そのキャリアを活かし2014年、株式会社Ruderal設立。デザイナー歴14年。現在は商工会や企業にて、広告戦略の講師としてセミナーを開催。クライアント企業側に立ち、広告戦略からブランドデザイン、webプロモーションまでを一括して請け負うデザイン会社として実績を重ねる。