パッケージデザインを変えても
商品の売上があがらない本当の理由、
知っていますか?
それは
「◯◯◯◯なデザインでは売れないから」
です。
その◯◯◯◯とは?
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パッケージデザインを作るときに
まず「デザイン」から考えていませんか?
これはたくさんの方が陥る「罠」です。
どんなに良いデザインでも、
「おしゃれなデザイン」と
「売れるデザイン」は違います。
おしゃれなデザイン=売れるデザインではありません。
どうでしょう。
あなたは
どちらの商品を買いますか?
もちろん、2番目ですね。
それはなぜか?
人間は脳の87%が視覚情報に使われているため、
目から入る情報で購買を決定しています。
マーケットの世界では、3秒で認識できないものは
売れないと言われているからです。
1番目のデザインはおしゃれだけど、
初めての方にはすぐに「珈琲」だとは認識しにくいですよね。
たくさんあるジュースの中から
コカコーラはすぐ選べますよね?
それは「わかりやすい」からです。
パッケージデザインを作るときの
一番のポイントは「わかりやすさ」。
一目でどんな商品なのか
認識できるものが手に取りやすいデザイン
=売れるデザインとなります。
「◯◯◯◯なデザインでは売れないから」
の答えは
「おしゃれなデザインでは売れないから」
でした。
わかりやすいデザインに加え、
もう一つのポイントは「色」。
こちらの商品は古代から伝わる「土鍋焙煎」製法で
玄米3時間炒って作られた玄米の珈琲。
玄米を土鍋で長時間炒ることで、身体を温める飲み物へと変化し、
貧血や冷え性を改善する効果もあると言われている健康飲料。
今「健康」というキーワードで
よく使われている色が黒×金です。
黒焼き玄米珈琲のパッケージも黒×金を採用。
このように時代の背景やマーケットに合わせた
デザインや色で作ることがポイントです。
最後にキャッチコピー。
実はこれが一番重要だったりします。
(結局全部やねん!笑)
展示会に試作品を出品し、
「ノンカフェイン」と「カフェインレス」
どちらがわかりやすいですか?と
1人ひとりにアンケートを取ったところ、
「ノンカフェイン」の方が「わかりやすい」との声が多かったので、
そちらを採用しました。
こんな小さな部分でも、ただ作るのではなく、
しっかりとリサーチした上で作られています。
そして「農家がつくる、のむお米」。
もう、天才的でしょ?笑
「飲んでみたいな」と思ってもらえる
インパクトある
キャッチコピーをつけました。
商品にとっては
あんな小さなスペースだけれども、
小さなスペースで精一杯伝わるように、
小さなスペースで選んでいただけるように
作っています。
全てはたくさんの方に
「良い商品を届けたい」
「本当に必要としている方に届けたい」
そんな想いです。
おかげさまでこちらの商品は店頭販売も順調な模様。
今年秋からは通販にて販売開始予定です!
そのときはまたご報告いたします。
お楽しみに!