前回チームで創り上げた
わくわくお米本舗さんのコンセプトに基づき
(前回の記事)
https://ruderal.co.jp/works_civi_okomehonpo/
その他の商品開発もネーミグも全て
「ママ・子供」向けの軸で考案しました。
今回ご紹介するのは
「母乳もち」
男性が喜びそうなネーミングですが(笑)
名前を聞いただけで、
誰に向けての商品か分かるように
この商品ネームにしています。
「母乳もち」のベースとなった、
亀田さんが考案した
「玄米もち」がありました。
硬くて食べにくい、味があまりない。
という弱みがあり、思うように売れていないとのこと。
では強みは?と聞いてみると
玄米は、ビタミン・ミネラル・食物繊維を豊富に含んでおり、
人間が健康を保つために必要とされる栄養素を
ほとんど摂取できるため、“完全栄養食”と言われているとのこと。
なるほど。
その栄養素を一番必要とするのは…
「ママ」!でした。
私も亀田さんも「ママ」だからこそ理解できます。
ママになったら誰もが経験する「授乳」。
幸せな時間でもありますが、
実はその時期って、
一番ママの身体に負担がかかる時期でもあります。
母乳の主な成分は血液です。
授乳中のママは授乳によってたくさんの血液を
失うことになります。
意識的に栄養バランスの取れた食事を
摂らないと体力不足になってしまうのです。
そこで、ママに向けての商品にしたらどうか?
というアイデアを発案しました。
それが今回の「母乳もち」。
弱み×弱み=「強み」
(とみこ方程式)
硬いのであればオーブンで焼いてはどうか?
揚げてみてはどうか?
味がしないのであれば何か入れてみてはどうか、
レーズンは?悪くない、くるみだったらザクザクして
焼いても味が変わらずに美味しいかも…など
亀田さんと一緒に試作品を試しながら、
この商品ができあがりました。
生産者の想いまでも「伝わる」商品にすることが、
私の使命です。
お◯◯いにもみえるパッケージデザインで、
おもちも四角から丸へ形を変えました。
「母乳で失われがちな栄養素の補助食品に」
とサブキャッチコピーをつけ、
「外はカリカリ、中はもちもち、くるみザクザク!」と
音の良い言葉で食感を表現。
裏面には美味しい食べ方を。
とっても美味しそうでしょ?
それに授乳中のママに渡してあげたくなりませんか?
産後のお見舞いの手土産にも最適です。
さて、あなたは
この4つの◯のうち、 どこの◯に目がいきますか?
物事を考える時、
ほとんどの方は「欠けているところ」に
目線がフォーカスしてしまいがち。
課題のあるものは大きく成長できます。
なぜ効果がでないのか、今の課題を洗い出し、
問題点を考えればいいのです。
それが本当の「強み」です。
もし「弱み」にフォーカスして足が止まっているのであれば、
いろんな角度から物事を捉えてみてください。
きっと答えは一つではないはず。
全てが常識内の方程式で 計算できることばかりではないのです。
私は視点が他の人と変わっています。
だいぶ、いや、かなり、相当…。(笑)
だからこそ、考え付かないようなアイデアが出せます。
小さい頃はそれがコンプレックスでしたが、
今ではそれが自分の強みです。
だからデザイナーという仕事が大好きなのかもしれません。
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私のカウンセリングには、
心理学やコーチング、カウンセリングなどを
ベースとしたメソッド 「魔法の質問」の学びがあります。
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